管理人の所感
千銃士クラスタに推しに会いに行ける場所があることを知ってほしいという気持ちと、訪問することで文化施設やその地域の支援ができれば、古式銃の保存に繋がっていけば、という気持ちで個人的に文化施設の情報や展覧会などの情報を収集していますが、銃に関する展示からは、歴史の重さや悲惨な背景が伝わってきます。
銃はとても殺傷能力が高く、誰にでも扱えてしまえることや悲惨な事件から今のところ一般的にあまり良いイメージは無いようです。
ですが、古式銃を歴史的資料として守っていこう、伝統として守っていこうと活動している方もいらっしゃいます。職人の熱意や職人技の凄さを伝えたいと思っていらっしゃる方もおられます。
僅かでもそういった方々の活動の支援ができればいい、という思いもあります。
千銃士を通して古銃に込められた想いを知った私は、貴銃士との交流を通して古銃が持つ気高さや美しさ、様々な魅力を学びました。
その魅力をもっと多くの方に知ってほしいと思っています。
銃を戦争のイメージから切り離せはしませんが、古銃は芸術品とも呼ばれています。
職人の技を見られるような企画展が開催されれば、戦争の企画展といった内容には足が遠のく普段展覧会を訪れるような方も足が向きやすいのではないでしょうか。
芸術品という括りで、千銃士に登場した洋式銃が来日する機会もあればなお嬉しいなぁと。
世界の古銃展示なんて絶対行きたいです。
文化施設の経営者の方にも古式銃そのものを見ていただきたい、と考えていらっしゃる方もおられます。
鉄砲鍛冶職人に焦点を当てたような展示なんて目に新しく、注目を集めるのではないでしょうか。
というか私がその展示見に行きたいです。
堺の鉄砲鍛冶vs国友の鉄砲鍛冶、なんていう千銃士さながらの対立構図での企画展とかも面白そうじゃないですか?
八板金兵衛はすごかった!!みたいなポルトガルから伝来した火縄銃から国産火縄銃第1号が誕生するまでのストーリー展示とか!(とてもスピーディーなんですよ!職人さんはすごい!!)
考え出すと止まりません、いくつでも企画が浮かびそうです。
需要を見かけたどなたかが企画展を開催してくださることを願って。
まず需要があることを発信しないと始まらないですからね、需要の発信はどんどんしていきますよ。
このブログで取り上げている内容もそうですが、知っていただかないことには始まらないと思っています。
知ってもらうためには発信あるのみですね!
このような内容の展覧会が開催されることを楽しみにしています。
銃に対しての悪い面ばかりでなく良い面を少しでも多くの方に知ってもらい、古式銃が歴史的資料として大切に保存され後世へと伝えられ、そして千銃士が多くの方に愛され続けますように。